お知らせ
令和4年度授業協力者養成講習会
熊本県剣道連盟は10月29日、令和4年度の授業協力者養成講習会を益城町総合体育館会議室で開いた。
スポーツ庁委託事業の「令和の日本型学校体育構築支援事業」の一環で、熊本県と熊本市の教育委員会から一名ずつが出席、那須純生武道等指導充実・資質向上支援事業コーディネイターから同事業の授業に関する総合的な説明が行われ、その後の質疑応答では参加者(23名)との活発な論議が展開された。
平成20年3月、中学校の学習指導要領が改訂・告示され、中学校武道必修化が正式決定した。文部科学省・スポーツ庁の推進する「令和の日本型学校体育」とは、中学校で武道を学び個人的な可能性と社会的な協調性を伸ばし、武道の特性を身に着けることで改善を図るというもの。熊本市は「これから大きく変化する未知の社会に対し、お互いに話し合い、自ら学び取りながら男女共同で取り組める教育を目指す」(村上公英市教委)と話す。
同市内の中学では剣道具の不備や指導体制など様々な課題をかかる中、今年初めて武道の授業に予算を計上した。11月下旬(21、22、28日)に中央区の江南中学校は、小郷洋之教士八段の協力で市内初の授業を実施する。