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令和4年度熊本県剣道選手権大会兼第70回全日本剣道選手権大会県予選会

会場:熊本武道館


令和4年度熊本県剣道選手権大会兼第70回全日本剣道選手権大会県予選会が7月3日に熊本武道館で開かれ、男子は西村英久(県警)が7度目、女子は渡邊タイ(同)が8度目の優勝を果たした。

男子の決勝は前年と同じく西村と今村侑資(熊本刑務所)の対戦。稽古不足のまま挑んだ前年に比べ気剣体一致の充実した西村が雪辱を果たした。試合開始後18秒で決めた1本目は、逆胴打ちを警戒した今村が体を沈めて防御の姿勢を取った瞬間、面打ちに切り替えて振り下ろした。

面布団をとらえた衝撃音が館内に響き渡り、大会役員や試合を終えた選手などが唖然(あぜん)とした表情で見守る中、「2本目」の開始。再び「先に先に」と仕掛けてくる相手を封じながら、50秒後に強烈な出頭の面を決め、本大会3度優勝の力を発揮した。

この一戦後に再開された女子の上位戦は、その余韻から一段と緊張感が強まり、積極的に攻め合う試合が展開された。他の全国大会で県代表選手として活躍する海津ゆきえ(筑波大)と渡邊タイの決勝は特に白熱し、両者一歩も譲らず延長3回、休息後の4回目の延長で渡邊が引き胴を決め、機を逃さないベテランらしさを披露した。

西村は11月3日の全日本選手権(東京・日本武道館)4度目の日本一、渡邊は9月4日の全日本女子選手権(ジェイテクトアリーナ奈良)で初優勝を目指す。


【男子】優勝:西村英久(県警)、2位:今村侑資(熊本刑務所)、3位:曽我貴昭(県警)・桑原幸成(県警)、ベスト8:鈴木雄大(県警)・槌田祐勢(県警)・道下慎平(学園大)・相馬武蔵(明治大)

【女子】優勝:渡邊タイ、2位:海津ゆきえ(筑波大)、3位:西萌々子(国士舘大)・中武優羽(水俣高)、ベスト8:赤池心優(国際武道大)、倉田青空(立教大)、田山佳奈恵(国交省川辺ダム砂防事務所)・樋口もも(国士舘大)


左から渡邊タイ選手、尾方正照県剣連会長、西村英久選手


男子決勝戦


※昔の刀法に「唐竹割り」「眉間割り」があったそうで、西村選手の放った1本目の面(写真上)はそのイメージと重なり、後々まで語り草となるかもしれない。(熊本県剣道連盟広報担当 加來三津雄)


女子決勝戦