2025年9月12日 / 最終更新日時 : 2025年9月12日 kumakendo 大会結果 令和7年度熊本県剣道選手権大会 兼 第73回全日本剣道選手権大会県予選会 令和7年度熊本県女子剣道選手権大会 兼 第64回全日本女子剣道選手権大会県予選会 ◎高校生中司、女子V―男子は県警西村 令和7年度熊本県剣道選手権大会兼第73回全日本剣道選手権大会県予選会 令和7年度熊本県女子剣道選手権大会兼第64回全日本女子剣道選手権大会県予選会 今年の全日本剣道選手権大会予選を兼ねる男女の熊本県剣道選手権大会が8月31日に菊陽町総合体育館で行われた。女子決勝は高校日本一の中司美羽(八代白百合)と女子剣道界の第一人者である渡邊タイ(県警)という全国的に見ても前代未聞の対決、また、それに相応しい延長6回に及ぶ激戦で、中司が小手を奪い初優勝を飾った。その結果に会場全体が静まり返る中で、続いて行われた男子決勝では、過去3度の日本一となった西村英久(県警)が、坂本尚史(同)に鍔迫り合いからの引き胴を決めて8度目の優勝を果たした。 11選手による女子の決勝はインターハイ女子決勝で4度の延長戦を制し高校日本一となった中司と、全日本選手権で一昨年優勝、昨年準優勝など各大会で活躍する渡邊タイとの決勝は延長6回20分を超えた。時間の経過とともに渡邊の呼吸が荒れ気味となり、最後まで果敢に攻勢を掛け続けた中司は、攻めて相手の手元が上がったところを打ち込み勝負を決めた。 38名が出場した男子は西村が初回から危なげない戦いを続け、決勝の相手は11歳の若手の後輩。開始早々から押し気味で進め逆胴で1本を取った後も攻め続けて、反撃の隙を与えなかった。西村は11月3日の全日本選手権大会で4度目の優勝を目指す。 【男子】優勝:西村英久(県警)・2位:坂本尚史(県警)・3位:槌田祐勢(県警)・谷口隆麿(刑務官) 【女子】優勝:中司美羽(八代白百合高)・2位:渡邊タイ(県警)・ 3位:後藤楓花(筑波大)・萩原永亜(明治大)