第91回玉竜旗高校剣道大会
会場:マリンメッセ福岡
◎王者九学、決勝で惜敗
第91回玉竜旗高校剣道大会は7月29日に男子の5回戦以上が行われ、5連覇と10度目の優勝を狙う九州学院が決勝で島原(長崎)と対戦、大将同士の延長3回で面を決められ紙一重で勝ちを逃した。
九学大将の重黒木祐介は準々決勝の水戸葵陵(茨城)の大将に延長7回で小手を、育英(兵庫)との準決勝では延長8回に面に対しての返し胴を決め2度の死闘を制した。決勝戦は勝ち越して勢いに乗る島原の中堅に対し、冷静に攻めて面2本を取り、副将には引き面の1本勝ち。黒川雄大との大将戦でもじっくりと攻勢をかけ続けたが、延長3回に得意の小手に対して黒川が返し面で応じ、島原が6年ぶり2度目の優勝を飾った。
なお、優秀選手には重黒木3段(3年)が、そのほか県勢では女子でベストエイトに入った阿蘇中央から海津ゆきえ3段(2年)が選ばれた。