第53回全国中学校剣道大会

会場:愛媛県武道館(愛媛県松山市)

◎高森、10年ぶり5度目のV

 全国中学校剣道大会は8月19、20日に愛媛県武道館(愛媛県松山市)で開かれ、男子団体で高森が10年ぶり5度目の優勝を果たした。男子個人では九州学院の石橋智紀が初優勝した。

 県大会決勝で九州学院に競り勝ち、熊本県代表として本大会に臨んだ高森は団体1次リーグで高知学芸(高知)に5-0、湖南(島根)を3-1で下し、決勝トーナメント1回戦が東予東(愛媛)に2-1、準々決勝で長崎南山(長崎)5-0、準決勝の安佐(広島)に3-0、決勝では神埼(佐賀)を3-0で制した。勝ち進むに連れて圧勝ムードが高まる中、準々決勝からは「敗者なしの完勝」ともいえる試合運びをみせた。チームメンバーは先鋒・坂本、次鋒・立川、中堅・梶谷、副将・阪口、大将・新井、監督・脇田慎也。

 また男子個人の九学・石橋は1回戦から得意の面が冴え、準々決勝で北条蒼空(神奈川・潮田)、準決勝で橋本大治(広島・崇徳)、決勝で鶴侑麿(佐賀・神埼)を破り頂点に達した。金井涼(菊陽)は準々決勝で敗れベスト8に入った。