令和元年度全国高等学校総合体育大会剣道大会(インターハイ)

会場:県立総合体育館(熊本市)

◎九学、2年連続8度目の優勝
「感動は無限大 南部九州総体2019」第66回全国高等学校剣道大会が熊本市の県立総合体育館で8月3~6日にかけて開かれた。男子団体では注目の九州学院が、地元の期待に応えて2年連続8度目の優勝を飾り、3月の全国選抜大会と合わせ今季2冠を達成した。
 予選リーグで山形工を2-0、倉敷を4-1で下し決勝トーナメントに進んだ九学は1回戦で新潟商を3-1で制したが、その後は厳しい試合の連続となった。玉竜旗で優勝した福岡第一との準々決勝では全選手が引き分け、代表戦で大将・相馬が面を決めて辛勝。準決勝では東洋大姫路(兵庫)に2-2の本数(6-4)勝ち。決勝の水戸葵陵(茨城)とは不利な展開から副将・米田が面2本を決めて有利に導き、相馬が準決勝に続く粘りで引き分けに持ち込み1-1の本数(3-2)勝ち、3連続の接戦を勝ち抜いた。
 全九州大会、玉竜旗とも準々決勝敗退で迎えた地元開催の本大会、重圧がのし掛かる中での劇的な勝利をつかんだ。メンバーは先鋒・荒木、次鋒・岩間、中堅・鈴木、副将・米田、大将・相馬。